横溝正史に今頃はまる

今日、横溝正史『三つ首塔』を読了。

通勤1週間で1冊ぐらいのペースで次々に著作を読み進んでいる。この『三つ首塔』は早いストーリー展開の中、伏線が張りまくられ、次々に起こる出来事が気になって一気に読み進んでしまう、ある意味とても印象に残る小説。

今読んでる角川文庫から1971年から再版され刊行されている 『金田一耕助ファイル』シリーズ 一覧メモ。
呪われた名家、美しいヒロイン、完璧な密室、・・・そして殺人の美学。

No 書籍名 収録作品 備考
1 八つ墓村 八つ墓村
2 本陣殺人事件 本陣殺人事件
車井戸はなぜ軋る
黒猫亭事件
3 獄門島 獄門島
4 悪魔が来りて笛を吹く 悪魔が来りて笛を吹く
5 犬神家の一族 犬神家の一族
6 人面瘡 睡れる花嫁
湖泥
蜃気楼島の情熱
蝙蝠と蛞蝓
人面瘡
7 夜歩く 夜歩く
8 迷路荘の惨劇 迷路荘の惨劇
9 女王蜂 女王蜂
10 幽霊男く 幽霊男く
11 生ける死仮面
花園の悪魔
蝋美人
12 悪魔の手毬唄 悪魔の手毬唄
13 三つ首塔 三つ首塔
14 七つの仮面 七つの仮面
猫館
雌蛭
日時計の中の女
猟奇の始末書
蝙蝠男
薔薇の別荘
15 悪魔の寵児 悪魔の寵児
16 悪魔の百唇譜 悪魔の百唇譜
17 仮面舞踏会 仮面舞踏会
18 白と黒 白と黒
19 悪霊島(上)(下) 悪霊島 上下2分冊
20 病院坂の首縊りの家(上)(下) 病院坂の首縊りの家 上下2分冊

今や横溝正史の全作品を手軽に手に入れることは難しく、このシリーズを読み終わると、次は一部重複している春陽文庫へ作品を探し求める旅に出なければならないらしい。