占いに行く

占いなるものに初めて行った。

そもそもはOさんと仕事終わりで飲んでいる時に、PRJの中に女の人がいた関係で占いの話が出てきて、当たる占い師を知ってるから今度行こうということになったことが始まりだ。
いくつかの地域が候補として挙がった。手相とかではなく、何かが見える系な占い師ということで頭の中に宜保愛子が出てきて、とても興味がわいた。いいや沸きすぎた。行きますか?と聞かれ、是非行きましょうと即答した。

Oさんが占い師の人と直交渉し、日曜の19:00からで段取ったという招集連絡が来た。場所は神戸に近い阪神沿線沿いのSというところだった。
我々は小料理屋で食事をしつつ、喫茶店にいる占い師のところへ順番に行くシステムだ。後で聞くと喫茶店は占い師の知り合いのお店とのことだった。

煩悩が多い自分がトップバッターだった。占い師の待機場所の喫茶店までOさんに連れて行ってもらった。その喫茶店は駅近くにあり、半分シャッターが閉まっていた。店内は暗く、端の一部だけを白熱電球が照らしている。その明かりを背に仁王立ちで誰かが立っているのが見えた。近づくと川津祐介似な顔、もちろん占い師だった。

早速、席に座り挨拶の後、メモ帳を渡され名前を縦書きでフルネームを記し、その横にフリガナを書き年齢を名前の下に書くように言われる。次に何を占って欲しいか聞かれるので、進路と答える。具体的に何を?と聞かれ戸惑う。それはどこまで自己開示していいのか、占い師に臨むイロハがわかっていないからだ。自己開示しすぎると占いを聞いても納得性がないことと、こちらからいろいろ言わなくともわかってんじゃないのという気持ちもあり、なるべく素性を言わないよう防衛本能が働いてしまうんだと思う。そこで言葉を選びながら少しずつ自己開示していく。

会社に残るか起業するか迷っていることを言い、それに関する背景を説明する。一通り説明した後、占い師は自己紹介を置いたメモをテーブルを横から見たり、左の壁を見たりしていた後おもむろにペンを持ちなにやら四角形のようなものを書き出した。四角形の中にも何やら図形を書いていた。背後霊にしては四角過ぎるなと思いつつ、結局説明を聞くまでなんのことわからない図形群だった。
書き終えた後こう告げられた。

2つイメージが見える。一つは大きなオフィスで窓を背にして座っている。オフィスはとても広い。もう一つも窓を背にし4~5人が前に座っている。いかがでしょうとのことだった。
ほ~、どちらにせよ窓を背にすることはポジション的にいいはずだから安心したという返事をした。それぞれ岐路や発生イベントの年齢が告げられた。
起業に関しては時期が遅くこの1年で立ち上がらないと無理と言われた。会社は8年後の出世に触れられたことから8年後にも今いる会社は存続しているようだ。
こういう仕事が合っているという告げられた内容は、今の仕事のような内容だったので、納得できた。
結論的には2足のわらじで行けとのことだった。あと、他にもいくつか聞いたが、ここでは書かない。

すべての聞きたい事が終わり、費用を支払い、次のIさんにバトンタッチ。

小料理屋でOさん、東京から出張で来ているIさん、僕の3人で飲み、それぞれの結果を言い合いながら、考察した。そして話はいろんな方面へそれ、ぐだぐだ度があがり、夜が一層更けていく。
セカンドオピニオンじゃないけど、同系の占いをもう一つ聞いてみたくなった。

本名を知らないAさんをLUCUA 10Fで待っている間にこの記事を起こしてみた。